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2%

https://www.ipcc.ch/site/assets/uploads/sites/2/2019/05/SR15_Chapter2_Low_Res.pdf

朝日新聞でたまたま見かけたユヴァル・ノア・ハラリのコラムで参照されていたデータがこちら。

全世界のGDPの2%を現在取られているゼロカーボンのエネルギーセクターに投資すると、気温上昇に歯止めがかけられるというもの。

https://iea.blob.core.windows.net/assets/ad0d4830-bd7e-47b6-838c-40d115733c13/NetZeroby2050-ARoadmapfortheGlobalEnergySector.pdf

時間が取れず読めていないのですが、忘備録的に興味のありそうな方向けにもメモしておきます。

なお、ハラリさんはヴィーガンで、ガラケーユーザーだそう。少し嬉しい発見です。

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恐竜の卵

人間、小さい

夜に外に出て星空を眺めるたびに思います。緊張感のある冬の空気、星も月もしっかり見えます。星まで何光年という想像もつかない距離があるにも関わらず、こうして地球上の自分の目に光が届くのです。

地球に住まう自分はなんと小さいのだろう。そして、そんな小さい小さい生物たちが、限られた知能であーでもない、こーでもない、と顔を真っ赤にしているのは、銀河レベルで見ると喜劇にしか見えないかもしれません。

自然を切り売りしてるだけ

ゼロカーボンやSDGsなど、環境を意識したメッセージが溢れる世の中になりました。地球のため、自然のため、というより、人間がそれなりに心地よく住まうためには必要な努力なんだと理解しています。

様々な産業・サービスが存在する地球ですが、あらためて立ち返ってみると、我々は自然資源を切り売りしているに過ぎないように思います。物を作るにも、野菜を育てるにも、何をするにも自然の力を使って、それを消費するか付加価値をつけて貨幣と交換することばかりです。

先日の夕飯は冷凍の魚のフライでした。

魚を海から釣るにも船がいる。船の燃料はもちろんですが、船が製造されるまでの様々な過程、そしてその素材、それらは全て自然環境から頂戴したものということになります。

フライにまぶす小麦粉も重油を使う重機で耕した物でしょうし、卵に至ってはおそらく工場のようなところで生育される(ファクトリーファーミングとも言います)ニワトリから来るのです。

鳥は恐竜から進化した、もしくは恐竜そのものである、なんていう説もあるくらいです。フライ1つを作るにも、素材の段階でそれだけの自然を拝借し、さらには海の魚、大地の小麦、恐竜(!!)の卵を合体させ、ガソリン車で工場からスーパーへ、スーパーから我が家へと運び込まれたことになります。

(鳥と恐竜についてのリンク)

貨幣価値で1切れ100円もしないのではないでしょうか。北海道の最低賃金で換算すると7分ほどの最低賃金労働で得られる日本円で、このフライと交換することができるのです。

恐竜の卵ですよ

人間は自然の切り売りでここまで繁栄して、今日の社会ではそれほどの労働をせずともこのような奇想天外な料理を安価に買うことができる。そりゃ持続可能性も低いわけだ、と妙に納得してしまいました。

星空を見て自分の小ささを思い知った後、食卓に並んだフライをジロジロと見ながら、こんなことを考えていました。

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総務常任委員会はじめ

所属している委員会が開催

総務常任委員会が開催されました。

旭川大学をベースとした公立大学の理念、上川圏域での連携中枢都市圏ビジョン、サウンディング型市場調査の結果などについて報告がありました。

周辺市町村との連携はどんどん進めて行ってほしい項目です。先日も2つの周辺町を訪れましたが、旭川市や旭川空港から30分ほどでこれほど景色の違う自治体があることは、観光客だけでなく、北海道に営業所などを設けたい企業にとっても魅力ですし、都会疲れした方のU・Iターンの移住先を考えたときに強い検討材料になりそうです。

サウンディングは、民間との協業を進める上で欠かせない項目です。サウンディングを実施することが目的に取って代わらないよう、実際の官民コラボレーションにつながる取り組みを増やすべきと考えます。

そして旭川市立大学

自分が市議会に加わる前に大枠の流れが検討されていた旭川大学の公立化、このタイミングであーだこーだ言うつもりはありません。

が。

旭川の地域文化や自然環境を鑑みると、もっとトガッた教育機関が誕生しないだろうかと妄想してしまいます。

この話を考え出すと、いつもブラック・マウンテン・カレッジの様子を想像してしまいます。

Black Mountain College リンク(英語)

教育哲学のジョン・デューイの思想を実現するべく、ノースカロライナの僻地にアーティストや教育者が集まって開学された伝説の教育機関です。

いろいろあって24年間で閉じてしまったのですが、日本にもこんなところが作れないだろうか、と毎年10回くらい思います。

旭川市立大学の新しいビジョンには、国際人材の養成なども含まれるのですが、世の中のトレンドがハイパーローカル(超地域密着型)にシフトしつつある中で『旭川から世界へ』というのは耳障りが良い半面、時代錯誤的でもあるのです。

少子高齢化社会、大学が余ってしまう時代ですから、開学に値するような教育機関になるような支援活動をしていきたいと思います。

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ガラケー&モレスキン

スマホやめました

携帯ショップに行けば、うちの祖母のような90歳のお年寄りもスマホを薦められる時代。

そんな時代に、あえてガラケーに戻してみました。

ちなみにこうしてガラケーにもどしてSNS断ちするのは4回目くらいです。東京に住んでいたときは9ヶ月ほど携帯を持っていない時期もありました。

通信手段を持たなくなると、人が恋しくなって、普段出せないエネルギーと積極性で人に会いに行けるようになるから不思議です。

モレスキンはヘミングウェイも愛した(?)という手帳で、アメリカにいたときに使うようになりました。正直にいうと日本製の手帳の方が品質は良いのですが、無骨な感じとシンプルさが気に入っています。

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あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます

今年も旭川がますます楽しい場所になるように、みんなで力を合わせて頑張りましょう!

メディア情報

あさひかわ新聞新年号にインタビューが掲載されました。

メディアあさひかわ新年号にインタビューが掲載されました。

ぜひご覧になってください。

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年末の大掃除、その前に

今まで何度踏まれても大丈夫だったはずが

メガネ、踏まれる

明日は大晦日。何かとせわしない年末なのですが、今朝は起床と同時に長男にメガネを踏みつけられ、レンズが割れてしまいました。

泣く泣く眼鏡屋さんに直しに行きましたが、年末のお店はどこも混雑しているようですね。自分も釣られてスーパーの列に並んで、果物などを買ってしまいました。

今年もお世話になりました

これまでの人生で一番濃密な1年だったように思います。寄せられた期待に背くことのないよう、来年もすべての活動に全力で取り組みたいと思います。

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セカンドハンドクリスマス

メリークリスマス

もしくはハッピーハヌカ!

子供たちへのプレゼントは全てセカンドハンド、すなわち中古品で揃えてみました。長男はカメラが大好きなので、中古のデジタルカメラ。図鑑や絵本なども全部中古で見つけてきました。

昔と違って、中古市場も活発なので、気になるものはほとんど見つけることができました。

中古品であれ消費は消費ですが、大切に使っていきたいと思っています。

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ニーズ勉強会@旭川高専

課題を知る

株式会社メドコネクトの花田 徳康 社長にご招待いただき、旭川高専で開催されたニーズ勉強会に参加しました。

人々が持っている課題に対する解決策へのニーズ(需要)に対して、技術者が持っている解決策のシーズ。課題先行型であれば、解決策がハマる確率も高くなる、ということで、地域課題についての登壇者、旭川市役所土木部の及川さん、村形さんの2名が取り組みについて説明してくれました。

買物公園の投棄自転車の問題、冬場の急な落雪による通行障害の問題について、対策に当たる当事者の目線で語られ、今回に限らず市民と市役所がこうした機会を設ける意義は大きいと感じる2時間でした。

課題認識の有無

上記2点に限らず、街の課題を知っているか否かで、市民の行動にも影響するはずです。

例えば、急な落雪の顛末を市民が理解していれば、事前に行動を起こす同期にもなりますし、そうしたニーズが市民の中にあることが明らかになれば、除雪事業者もより積極的にそうしたお家にお住まいの方に提案活動をする結果になるかもしれません。

土木部のほんの一握りの課題ではありましたが、この取り組みが全市的に行われて、市民全体で解決策を考える時間が増えると、地域意識も大きく向上するんだろうと再認識しました。

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空き家に住んでみよう

引っ越しました

旭川にもたくさんの空き家があります。同じような人口規模の他都市の物件と比べて、お値段もお安いものが多いかと思われます。空き家の中に置かれていった物品を観察することも醍醐味です。